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地球(ちきゅう)に住んでいる百万種類もの動物(どうぶつ)のなかには、体の形や生活のしかたがよくにているものと、ずいぶんちがうものがいます。にているものどうしにグループ分けすると、そのちがいがわかりやすくなります。
まず動物は、私たち人間のように体の中心にしっかりとした背骨(せぼね)をもっている脊椎動物(せきついどうぶつ)と、背骨をもっていない無脊椎動物(むせきついどうぶつ)の2つのグループにわけることができます。さらに、脊椎動物は魚類(ぎょるい)、両生類(りょうせいるい)、は虫類(ちゅうるい)、鳥類(ちょうるい)、ほ乳類(にゅうるい)の5つのなかまにわけられます。5つのグループのなかでも、早く地球に登場(とうじょう)した魚類や両生類、は虫類は変温動物(へんおんどうぶつ)のため、季節の変化(へんか)におうじて体の温度がかわります。その数千年後に登場した鳥類やほ乳類は、恒温動物(こうおんどうぶつ)のため、気温がかわっても体の温度がかわることはないので、どんな季節にも対応(たいおう)することができます。このことから、動物は長い年月をかけて、環境(かんきょう)にあわせて生きる力を身につけたことがわかります。また、鳥類やほ乳類は、生まれてきた子どもに、お母さんがえさのとり方や生活のしかたを教えます。このことは、鳥類やほ乳類がほかの動物より知能が発達(はったつ)していることを示(しめ)しています。
このように、たくさんの年月をかけて動物の体のしくみや働きが発達(はったつ)してきたことを動物の進化といいます。
●脊椎動物(せきついどうぶつ)・無脊椎動物(むせきついどうぶつ)って?
地球上(ちきゅうじょう)には、さまざまな種類の動物(どうぶつ)がいますが、すべての動物は食べ物を食べ、運動しながら生きています。そのなかで、フナやイモリ、ヘビ、ハト、ネコなどの動物は、背骨(せぼね)が体をしっかりとささえているため、すばやい行動(こうどう)ができます。このような動物を脊椎動物といいます。それにたいして、ミミズやカタツムリ、イカ、タコなどは、体をささえる背骨がないため、ゆっくりとした動きしかできません。このような動物を無脊椎動物といいます。また、バッタやクモ、カニのように体が殻(から)でおおわれている動物も無脊椎動物のなかまです。
■豆知識
無脊椎動物(むせきついどうぶつ)のなかでもバッタやクモ、エビなどは、すばやい運動をすることができます。なぜなら、これらの動物は、体の外がわにじょうぶな殻(から)と多くの節(ふし)をもっているため、背骨(せぼね)がなくても体をしっかりとささえることができ、足をつかってすばやい運動することができるからです。
イモリやカエルなどの両生類の多くは、卵を水の中で生みます。水の中で生まれた子どもたちは、水中(すいちゅう)でえら呼吸(こきゅう)しながら生活し、やがておとなになると陸の上で肺呼吸(はいこきゅう)しながら生活するようになります。これらの動物(どうぶつ)の皮膚(ひふ)がつねに水でぬれているのは、水から完全(かんぜん)にはなれて生活することができないためなのです。このことから、両生類は水中で生活する動物と、陸上で生活する動物のちょうど中間(ちゅうかん)の性質(せいしつ)をもったなかまだと考えられています。
は虫類を代表(だいひょう)する動物(どうぶつ)には、トカゲやヘビ、カメがいます。体の表面(ひょうめん)はうろこでおおわれているのでじょうぶですが、変温動物(へんおんどうぶつ)のため、まわりの温度にともなって体の温度がかわります。また、肺(はい)で呼吸(こきゅう)し、殻(から)をもち、卵を陸の上で生む性質(せいしつ)をもっています。卵からかえった子どもは、親とほとんど同じ形をしていて、すぐに自分でえさを求めて行動(こうどう)するようになります。
ネズミ、ウサギ、キツネ、アシカなどの動物(どうぶつ)とおなじで、私たち人間もほ乳類のなかまです。これらの動物は、体の表面(ひょうめん)に毛や皮下脂肪(ひかしぼう)があるため、まわりの温度がかわっても一定(いってい)の体温(たいおん)をたもつことができます。これを恒温動物(こうおんどうぶつ)といいます。また、陸上で生活し、肺(はい)をつかって呼吸(こきゅう)します。そして何といってもほかの動物と大きくちがうのは、卵からかえるのではなく、お母さんの体のなかである程度(ていど)育ってから生まれてくるところ。お母さんは、生まれてきた子どもに乳をあたえ、生活のしかたなどを教えながら育てます。