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チョウやガ、ハチなどの完全変態(かんぜんへんたい)の昆虫(こんちゅう)は、幼虫(ようちゅう)からさなぎ、成虫(せいちゅう)と3段階(だんかい)に体の形をかえながら成長(せいちょう)します。幼虫のときに足の数が多いのは、重い体をささえながら、えさを求めてはいまわるのに都合(つごう)がよいからです。しかし、この幼虫も成長するとさなぎになり、成虫になったときには、羽4枚、足6本という姿に変身(へんしん)することになります。これは、チョウやカブトムシなどの昆虫が、おとなの成虫になったときに、食べ物をさがしたり、卵を産むための木や草をさがしたりしながら、空をとぶのにちょうどてきしているからです。
●完全変態(かんぜんへんたい)と不完全変態(ふかんぜんへんたい)ってなに?
ほかの動物(どうぶつ)とおなじように、昆虫(こんちゅう)もはじめて地球(ちきゅう)にあらわれてから今日までのあいだに、少しずつ体のしくみや働きが進化(しんか)してきました。それぞれの昆虫の成長(せいちょう)のしかたもそのひとつです。チョウやガは、たくさんえさを食べて大きくなる幼虫(ようちゅう)の時代と、たくわえた栄養(えいよう)をもとにして変身(へんしん)の準備(じゅんび)をするさなぎの時代、羽がはえてとびまわり、子供をふやす成虫(せいちゅう)の時代の3つの形に姿をかえながら成長します。このような昆虫のことを完全変態(かんぜんへんたい)といいます。完全変態の昆虫は、幼虫(ようちゅう)のときにとった栄養をもとにして、さなぎのあいだに幼虫から成虫へと体の形をつくりかえます。つまり、完全変態の昆虫にとってさなぎの時期(じき)は、子どもからおとなに変身するための、とても大切(たいせつ)な期間(きかん)だといえるのです。これにたいしてカマキリやセミなどの昆虫は、幼虫からそのまま成虫へと姿をかえるので、さなぎの時期がありません。このような昆虫のことを不完全変態(ふかんぜんへんたい)といいます。