トマトのレシピ♪食べ合わせでアンチエイジング

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トマトはあらゆるビタミン類、ミネラル類、クエン酸、リンゴ酸、アミノ酸、ルチン、食物繊維などが豊富で、「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほどに栄養価に富み、機能性の高い成分が多く含まれています。

中でも特に目立つ成分は、抗酸化作用がβ-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍もあるリコピンで、活性酸素を取り除くことで老化防止や美白効果、生活習慣病の予防などに役立ちます。

リコピンにはトランス型とシス型があり、一般のトマトには、油に溶けることで、また、加熱することで吸収率が上がるトランス型、オレンジ色のトマトには、生でも吸収されやすいシス型が多く含まれているので、調理の際、気をつけるとよいでしょう。

トマトに含まれるリコピンは小腸で吸収されて全身に循環し、6~8時間後に肌細胞まで到達します。夜に食べておくと、紫外線にさらされる朝から効果を発揮できるのでお勧めです。

トマトが一番おいしい時期は?スーパーで選ぶポイントは?

トマトは1年を通して出回っていますが、旬は夏。特に、7月~8月に出回る露地物が味わいも濃く、栄養価も高くお勧めです。

お尻からヘタに向かって何筋も放射線状に筋が見えるものが、特に甘みなど味わいが濃くてよいものです。また、トマトのヘタが緑でピンとしているものは鮮度がよく、ヘタが乾燥して縮れているようなものは収穫してから時間が立って味も落ちているので注意ましょう。トマトは産地や栽培方法、品種で味がかなり違ってきますので、一度食べて美味しかったら、好みの産地、栽培方法を覚えておくとよいでしょう。

むくみ予防でアンチエイジング・・・トマト×きゅうり×唐辛子

トマトとたたききゅうりのピリ辛和え

トマトとたたききゅうりのピリ辛和え

トマトに豊富なビタミンやリコピンの抗酸化作用はお肌の再生を促し、老化防止に役立ちます。きゅうりに豊富なカリウムは余分な水分を排出してむくみを予防に働きます。白ねぎと唐辛子による代謝を高めて体を温める効果は、夏野菜で体が冷えるのを防ぎます。冷房などで体が冷えたりむくんだりする方にお勧めです。

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保存方法は?

まだ緑色の部分が残っているトマトはまだ完熟していないので、室温においておき、追熟させて全体が赤くなるのを待ちます。完熟し、へたの付け根まで真っ赤なトマトは、ビニールやポリの袋に入れるか、ぴったりとラップをして、野菜庫に、お尻が潰れないようへたを下にして入れておきます。

お肌のハリ・ツヤでアンチエイジング・・・トマト×はんぺん

トマトとアボカドとはんぺんのおかかしょうゆ和え

トマトとアボカドとはんぺんのおかかしょうゆ和え

トマトのビタミンCやリコピンが、コラーゲンの分解を防ぎ、生成を促してくれます。はんぺんは低カロリーな上、魚のコラーゲンやDHA・EPAなども含まれヘルシー。更にアボカドにも不飽和脂肪酸が豊富で、肌の潤いを保つセラミドの生成を促進してくれます。ビタミンEやリコピンの吸収も促進するので一緒に食べると効果的です。

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調理方法

  • 生食

生のまま切ってサラダにする場合、皮付きのままでも良いのですが、皮をむいた方が口当たりはよくなります。皮をむく場合は、湯むきします。

  • トマトソースにする

海外のトマトでは種と皮を取り除いて使用しますが、国産のトマトはほとんどが調理用ではないので、旨み成分が果肉より種の周りのゼリー質や皮の近くに多く含まれています。皮も調理用より薄く、皮ごと種も一緒にミキサーにかけ加えるようにした方が旨みは活かせます。

疲労回復のアンチエイジング・・・トマト×玉ねぎ・にんにく

トマトと玉ねぎのガーリックソテー

トマトと玉ねぎのガーリックソテー

トマトの豊富なビタミンやリコピンなどの抗酸化作用を体の隅まで行き渡らせるには、血液循環も正常に働くことが大切です。玉ねぎやにんにくの血管拡張作用、血液サラサラ効果で栄養を循環させ、隅々までアンチエイジングしましょう。代謝がよくなるので疲労回復にも最適なお料理です。

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下処理 湯むき

沸騰したたっぷりの湯の中にヘタをとり、十字に切れ目を入れたトマトを丸ごと入れ、大きさにより1~5秒程中で転がしてから取り出し、氷水に落とします。そうすると皮がつるっと剥けます。湯につけすぎると表面がとろけてしまい見栄えが悪くなるので特に小さいトマトは気をつけて下さい。

栄養補給でアンチエイジング・・・トマト×魚

トマトの冷や汁そうめん

トマトの冷や汁そうめん

食欲のない時のサッパリ栄養補給レシピです。そうめんだけでは栄養が偏ってしまいます。めんつゆではなく、栄養豊富なつけだれで、バランスを整えましょう。魚のたんぱく質に、トマトのビタミン類、みそ、ごまを加えることで、抗酸化作用が高まり、老化防止も期待できます。

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田村 佳子

日本料理教室講師田村 佳子

栄養士/調理師/和憩カルチャースペース主催

大学で海洋水産資源の研究後、大手小売業水産担当として勤務。水産の流通を把握してから栄養士を所得。調理師専門学校の日本料理で勤務し、日本料理の技術と知識を習得した後、独立。2008年和憩カルチャースペースを開設し、得意の魚メインにした日本料理教室を開講している。朝日放送「おはよう朝日です」出演、市場や企業とのタイアップレッスン、行政施設などでの教室開講など活動中。

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