341Kcal(1/6切れ分換算)
分
- 卵の主成分はたんぱく質ですが、ビタミンA、B1、B2、D、Eなど様々なビタミン類も含んでいる食材です。卵にはビタミンCだけが含まれていませんので、ビタミンCが豊富ないちごを一緒にとることでビタミンがバランスよくとれます。
341Kcal
脂質 | 22.5g |
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糖質 | 27.9g |
塩分(食塩相当量) | 0.1g |
コレステロール | 124mg |
ビタミンD | 0.5μg |
ビタミンB2 | 0.12mg |
ビリヤード 163分
材料
15cm四方角型1台分
- (15cm四方の角型スポンジケーキ)1台
- ・卵L2個
- ・砂糖60g
- ・水あめ小さじ1
- ・水小さじ2
- ・薄力粉60g
- ・バター(無塩)20g
- ・バター(無塩・塗り用)少々
- ・強力粉少々
- 生クリーム200ml
- グラニュー糖10g
- いちご15個
- (シロップ)
- ・水大さじ2
- ・砂糖大さじ1
- ・キルシュワッサー小さじ2
- ピンクアラザン(大・小)適宜
- チョコプレート1枚
作り方
(スポンジケーキを作ります)
薄力粉はふるっておき、卵は常温に戻します。バターを器に入れ、熱いくらいに湯せんしておきます。
型の側面に型塗り用のバターを薄く塗り、一旦冷蔵庫で冷やします。強力粉をふるって、余分な粉を落とし、底にひと回り小さく切った紙を敷き、再度冷蔵庫で冷やしておきます。
ボウルに卵を入れ、ハンドミキサーの低速でときほぐしてから、40℃くらいの湯を張った鍋にのせ、最高速で泡立てます。鍋は火にかけておき、お湯の温度が徐々に上がるようにします。(40℃はちょっとぬるいくらいの温度(お風呂くらい)と考えてください)
軽く泡立ったら、2回に分けて砂糖、続いて水あめを加え、湯せんしたままさらに泡立てます。生地が40℃、お湯の温度が60℃くらいで湯せんからはずし、冷めるまでさらに泡立て続けます。泡立て器を持ち上げたときに、泡立て器の中に泡がこもって落ちにくい状態になるまでが泡立てます(60℃は、触ると少し熱いと感じるくらいです。)。
水(常温もしくは冷水)を加えて泡立て器で全体に混ぜたら、ふるった粉をもう一度ふるいにかけながら半量入れます。泡立て器を底からすくうように持ち上げて生地をふり落としながら合わせていきます。残りの粉も同様にして合わせ、粉が見えなくなるまでくり返します。
(1)の熱いくらいに湯せんしたバターを小さじ1ずつ表面に散らし入れ、泡立て器で生地をすくってバターの上に広く落としながら、バターを生地の間にはさむように加え、バターの筋が多少残って見えるくらいまで混ぜます。
最後にゴムベラで全体を合わせて、型の中心から一気に流し入れます。最後に底の方にたまっていた生地は、なるべく型の縁の方に入れます。表面にたっぷりと霧吹きをして、170℃に予熱したオーブンで25分ほど焼きます。
焼き上がったら、しぼみを抑えるため、台の上30cmくらいの高さからトンと落とします。表面に網を当てて逆さにして型をはずし、再びひっくり返して表面を上にします。粗熱が取れたら、もう一度表面を下にして完全に冷ました後、ビニール袋等に入れて乾燥を防ぎます。
(デコレーションをします)
シロップを作ります。器に水、砂糖を入れてよく混ぜます。電子レンジ(600W)で30秒ほど加熱して砂糖を溶かし、キルシュワッサーを加えて混ぜます。
生クリーム(100ml)とグラニュー糖(5g)をボウルに入れ、底を氷水につけながら、泡立て器で八分立て(ツノがピンと立つくらいまで)に泡立てます。
いちご7個はヘタを取り、薄くスライスして水気をふき取ります。スポンジは2等分に切ります。
★つまようじなどを使って、スポンジに目印をつけて切るとよいでしょう。ナイフは刃が長いものを使い、ゆっくり前後に引いていくときれいに切れます。
1枚目のスポンジの表面に(9)のシロップを塗り、(10)の生クリームをのばし、スライスしたいちごを並べます。その上に生クリームのせてならし、2枚目のスポンジをのせたら表面にシロップを塗り、一旦冷蔵庫で冷やします。(スポンジ生地がしっとりした生地だと思った場合はシロップは控え目にしてください。)
★サンドしたときに平らになるように、いちごの高さを合わせて並べ、生クリームを均一に塗りましょう。尚、焼いたスポンジの底を表面に持ってくるとより平らになります。
生クリーム(100ml)とグラニュー糖(5g)をボウルに入れて、底を氷水につけながら、泡立て器で七分立て(ゆっくり流れ落ちるくらいのかたさ)に泡立てます。
冷蔵庫から(12)を取り出します。(13)の生クリームを(12)の生地の上から流して側面から流れ落ちさせ、スパチュラで表面と側面をきれいにならします。
★真っ白なプレゼント箱になるように、スポンジの色が出ないように塗りましょう。表面が平らに塗れていれば、側面は多少のムラがあっても大丈夫です。
残りのいちご8個は4等分に切り、リボンをかけるように飾ります。リボンの結び目にあたる部分にチョコプレート飾り、ピンクアラザンを散らします。
★リボンがのびているようにいちごを並べていきます。ここでは十字にリボンをかけましたが、斜めがけやV字がけなど、お好みのデザインに仕上げてください。
四角い形に焼き上げたスポンジを使い、プレゼントの箱に見立ててデコレーションしたケーキです。箱らしく見えるようにするには、表面が平らであることが重要です。そのためには、いちごと生クリームをサンドするときに、高さが一定になるように調節しながら作業をするとよいでしょう。今回はいちごをカットしたものを使ってリボンを表現しましたが、ラズベリーやマーブルチョコなど、いろいろと工夫してみても楽しいですね。