151Kcal(1人分換算)
分
- 壬生菜に豊富に含まれるβ-カロテンやビタミンCは皮膚や粘膜の健康を保ち、免疫力を高める作用により、風邪の予防や美容効果、肝臓の解毒、動脈硬化の予防に効果があります。カルシウムや鉄分も多く含まれます。油揚げには、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあるイソフラボンや、ホルモンの生成に関わるビタミンEも含まれ、特に女性ホルモンバランスを整えてくれます。肌の引き締めや骨粗しょう症予防にも最適な食べ合わせです。
材料
4人分
- 壬生菜400g
- 京揚げ60g
- ごま油大さじ1
- 塩少々
- だし汁(昆布)1・1/2カップ
- みりん1/4カップ
- 薄口しょうゆ大さじ1
作り方
壬生菜をよく洗い、根元を切り落とし、5cmほどのざく切りにします。
京揚げは横半分に切り、5mm幅に短冊切りにします。
フライパンに京揚げを入れてから加熱し、軽く焦げ目が付くまで炒めます。
※フライパンを熱してから入れるとすぐに焦げ付いてしまうので、冷たいところから京揚げは入れてください。油抜きはせずに、ゆっくり炒めて油の臭みを取り除いてください。京揚げの油で調理することでうま味が出ます。
壬生菜の茎を加えてサッと炒め、後から葉を加えて手早く混ぜ合わせるように炒めます。火の通り加減が違うので、茎を先に炒めましょう。この時に、ごま油も加えて風味付けをします。
全体が混ざれば、まだ生っぽい状態でよいので、だし汁、みりん、薄口しょうゆを加えて、混ぜながら火を通します。最後に塩で味を調えます。
沸騰して全体がしんなりしたら、火を止めて盛り付けます。すぐに食べてもおいしいですが、味がなじむまで冷やすとさらに美味しくいただけます。
※壬生菜が無ければ、水菜で代用できます。
煮浸し、炒め煮と呼ばれるこの煮方は、緑の色合いが少し濁りますが、フライパンひとつであっという間にできあがり、重宝する簡単調理方法です。鶏肉や豚肉をはじめに炒めて加えておくとボリュームのある一品にもなりますし、葉物野菜は水菜、小松菜、しろな、白菜、ほうれん草、チンゲン菜、菜の花、若ごぼうなど幅広く応用できます。作り置きもでき、お弁当も向いており、卵とじにアレンジして食べても楽しめます。※カロリーを控えたい方は、ごま油なしでも構いません。