35Kcal(1人分換算)
分
- オクラに含まれるアラバン、ペクチンなどの食物繊維には整腸作用があり、更に食物繊維が豊富なしめじもあわせることで、滞り気味なお通じに効果が期待できま。腸が整うとそれぞれの栄養成分の吸収がよくなり代謝も改善されます。また、オクラはカルシウム・鉄・カロテン・ビタミンCなども多く含み、栄養価も高いので、夏バテ予防としても適しています。
材料
4人分
- オクラ2パック(16本)
- しめじ150g
- 酒大さじ1
- だし汁(かつおと昆布)1・1/2カップ
- みりん大さじ1
- 薄口しょうゆ小さじ1
- 塩小さじ1
- 粉山椒適量
作り方
オクラのヘタの先を、鉛筆の先のようにとがらせて、ぐるりと表面をむき取り、産毛を取るために、軽く塩(分量外)をつけて手でもみます。
しめじの石突きを切り落とし、ほぐしておきます。鍋に酒とほぐしたしめじを入れてから中火にかけ、しんなりするまで炒めます。どうしても水分が無くなって焦げ付きそうであればごく少量の水を加えながら炒めます。
沸騰したお湯に塩(少々・分量外)と(1)のオクラを入れ、浮いてくるので菜箸で揺らしたり転がしたりします。もう一度沸いてきたら30秒だけゆで(同じく揺らしながら)、すぐに冷水に取ります。冷えたら水分を切り、ひと口サイズの乱切りにします。
保存袋にだし汁と、みりん、薄口しょうゆ、塩、粉山椒を入れてよく混ぜ、オクラ、しめじを加えます。軽くもみ混ぜて、冷蔵庫で冷えるまで置いて味をなじませます。
オクラとしめじを調味液から引き上げて、盛り付けます。
お浸しとはそれぞれ処理した食材をお出しに浸しこんで全体の味をなじませたもの。だししょうゆで和える和え物ではなく、しっかり浸して冷やしこんで仕上げるとよりおいしく出来上がります。オクラは塩ゆですると色合いがきれいに、食感も柔らかく、粘りもよく出ます。塩を入れてすぐゆでると、きれいに発色する効果が大きいのでタイミングを逃さないようにしましょう。しめじはゆでてしまうと水っぽくなってしまうので、酒炒りと言って、酒で炒めて火を通すと味わい濃厚に仕上がります。