単品だと栄養が偏りがちなおにぎり。プラス1品で栄養バランスがよくなるおかずレシピ。
野沢菜チーズおにぎり+1品で栄養バランスUPのおかず
野沢菜チーズおにぎりと、おすすめ栄養おかずレシピ
野沢菜チーズおにぎり
408Kcal
チーズのカルシウムの吸収をよくするビタミンDが多いいわし、かつおなどの魚介類、卵類、きのこ類と、ビタミン豊富なトマトやにんじんなどの緑黄色野菜を組み合わせた1品をプラスすることで、栄養素をしっかり体に吸収されます。
焼きたらこと青菜のおにぎり+1品で栄養バランスUPのおかず
焼きたらこと青菜のおにぎりと、おすすめ栄養おかずレシピ
焼きたらこと青菜のおにぎり
409Kcal
たらこは、エネルギー代謝に役立つビタミンB1、ビタミンB2と抗酸化作用を持つビタミンEが含まれています。たらこはコレステロールが高めなので、プラス1品に納豆を摂ると大豆タンパクのグリシニンがコレステロールや中性脂肪の血中濃度を下げる効果があります。
ちりめんじゃことえだ豆のおにぎり+1品で栄養バランスUPのおかず
ちりめんじゃことえだ豆のおにぎりと、おすすめ栄養おかずレシピ
ちりめんじゃことえだ豆のおにぎり
385Kcal
えだ豆は大豆にはないビタミンAやビタミンCが含まれる緑黄色野菜です。ごぼうなどの食物繊維が豊富な野菜料理を一品足すことで、えだ豆に含まれるイソフラボンの吸収を高めてくれます。女性にはうれしい組み合わせです。
あじと梅のおにぎり+1品で栄養バランスUPのおかず
あじと梅のおにぎりと、おすすめ栄養おかずレシピ
あじと梅のおにぎり
420Kcal
梅には、カルシウム、リン、カリウムなどのミネラル、クエン酸、ビタミン類が含まれています。クエン酸は糖質の代謝を促進し、疲労によってたまった乳酸を燃焼させ、またカルシウムの吸収効果を高める働きがあるので、あじと一緒に摂れば相乗効果が期待できます。カルシウムやリンの吸収を助け、骨の形成を促す働きがあるビタミンDを含むきのこと野菜たっぷりのみそ汁でより一層のカルシウムUPを。または、野菜たっぷりの豚汁で、糖質をエネルギーに代えてパワーUP!
おにぎり単品なら、のりを巻いたおにぎりがおすすめです。エネルギーの代謝に必要なビタミン、不足しがちなミネラルを豊富に含んでいます。
・おかかおにぎりには:かつお節は旨味成分のイノシン酸を含み、カリウム、リン、ビタミンD、カルシウムなども生のカツオの3倍も含まれています。 8種類の必須アミノ酸が含まれ、 鰹節を食べるだけで、全てのアミノ酸を取ることができます。プラス1品:食物繊維とビタミンが豊富なサラダを一緒に摂りましょう。
・梅おにぎりには:梅はクエン酸パワーで疲労回復に役立ちます。プラス1品野菜たっぷりの豚汁で、糖質をエネルギーに代えパワーUP。
・鮭おにぎりには:鮭には良質なたんぱく質と血液をサラサラにするEPA、DHAが含まれています。ハム入りの野菜サラダがおすすめです。 ハムのビタミンB1はごはんの糖質を分解するのに役立ちます。ビタミン、ミネラルを含む野菜と一緒にとりましょう。
管理栄養士・村山幸子(むらやま さちこ)
大阪府立公衆衛生専門学校、栄養科卒業後、産業給食会社勤務。 現在特別養護老人ホームの管理栄養士として在職中。 「食べる」ことの大切さと役割を日々感じながら仕事に取り組む。