疲労回復、抗菌、ダイエットにも♪しょうがのおすすめレシピ
今が旬!新しょうがレシピ
夏が旬の新しょうがは6月頃から8月くらいまで出回ります。 ひね生姜と新しょうがの栄養成分はほぼ変わりませんが、新しょうがは皮が薄く、水分が多くて辛みが少ないのが特徴です。 新しょうがに含まれるショウガオールには血液の循環を促進し体を温める効果があるので、夏の冷え予防にもおすすめです。 しょうがの香り成分であるシネオールには食欲を増進させる作用があるため、夏バテや疲労回復に役立つとされています。 また、しょうがの辛み成分であるジンゲロールは殺菌作用に優れ食中毒の防止にも最適です。
新しょうがの甘酢漬け
164Kcal
作り置きしておくと、お寿司の添えやお弁当にも便利です。刻んできゅうりの酢の物に混ぜてもよいでしょう。しょうがの赤い部分を残すことで、漬けた後、淡いピンク色になります。
新しょうがと玉ねぎのかき揚げ
210Kcal
加熱したしょうがに含まれるショウガオールには、体を深部から温める効果があり、糖質や脂質の燃焼を促し、余分なコレステロールを抑えるのに役立ちます。血行をよくすることで、冷え性の改善と新陳代謝の促進に効果が期待できます。
新しょうがと豚肉のオイスター炒め
205Kcal
しょうがの香成分のひとつのジンゲロンには、新陳代謝を促進するのに効果的です。また、脂肪を分解し、胆汁分泌を促進して、血中コレステロールを低下させる働きもあります。豚肉と一緒にとることで新陳代謝が活発になり、疲労回復につながります。
夏バテ予防&疲労回復に!しょうがの簡単レシピ
しょうがの香成分のひとつのジンゲロンは、新陳代謝を促進する効果があり、さらに脂肪を分解する作用もあります。胆汁分泌の促進作用があり、それが血中コレステロールを低下させます。豚肉をしょうが焼きにすれば、新陳代謝が活発になり、疲労回復の効果も増します。また刺身などと一緒に食べると、殺菌作用があり抗菌効果で食中毒を防止し、消化を促進し、胃の働きを整えてくれます。
基本の豚肉のしょうが焼き
307Kcal
豚もも肉のしょうが焼き
199Kcal
レンジ蒸しなすのしょうがソース
66Kcal
きゅうりのサッと炒めしょうが風味
64Kcal
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・血行促進で身体を温める(ショウガオール):
ショウガオールには血行促進効果があるとされています。 身体の深部に熱を作り出して身体を温める効果があります。身体を温めると、血流が改善され、栄養素や酸素がいきわたりやすくなり、免疫力もアップするという効果も期待できます。 体の中心を温めるしょうが(ショウガオール)と、手足など体の末端部を温める紅茶(ポリフェノールのカテキン)を一緒にとることで、全身がぽかぽかになり相乗効果が期待できます。
・脂肪燃焼効果でダイエット(ジンゲロール):
ジンゲロールは脂肪の吸収も抑えるので、脂っこい食事のときは、生しょうがを添えてもよいです。ジンゲロールは空気に触れると成分が変化してしまうので、おろしたてまたはスライスしたてに召し上がることをおすすめします。 運動の30分前にしょうが湯を飲むと脂肪が燃焼されやすく、ダイエット効果が期待できます。
・風邪のひき初めに生で(ジンゲロール):
生しょうがに含まれるジンゲロールは強い殺菌力を持っています。 刺身の薬味にしょうがを使えば、生臭さを消すだけでなく、殺菌効果による食中毒の予防も期待できます。 また、風邪のひき初めには、ウイルスや菌に対して効果があります。風邪のひき初めにしょうが湯を飲むのは、殺菌効果と発汗作用が期待できるからです。
管理栄養士・村山幸子(むらやま さちこ)
大阪府立公衆衛生専門学校、栄養科卒業後、産業給食会社勤務。 現在特別養護老人ホームの管理栄養士として在職中。 「食べる」ことの大切さと役割を日々感じながら仕事に取り組む。