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栄養素事典

水分

働き
水は、私たちの体にとって、生命を維持するのに必要なさまざまな物質を溶かし、運搬し、各組織の末端まで浸透して細胞間の物質のやり取りに関わるという大変重要な役割を担っています。また、食品に含まれる水分は、歯ざわりや食感を左右する大きな要素となります。食品中の水分には、たんぱく質や糖質などと化学的に結合している「結合水」と、組織内で自由に蒸発・凍結できる「自由水」があり、自由水は微生物の繁殖や食品の腐敗など、貯蔵性にも影響を与えます。
特徴
水分は体重の約1/2~2/3を占めています。性別や年齢、体型などによって差があり、一般的に男性よりも女性の方が、成年よりも老年の方が、痩せ型より肥満体型の方が水分の割合は低くなるとされています。これは水分の少ない脂肪組織の多少と関係があるようです。体内で水分は細胞内、細胞周囲、血液中などに存在していますが、各部位にある水分量を調整し、水分量を比較的一定に保つことで、体を正常に機能させています。
不足すると
軽度から中程度の脱水の場合には、のどが渇く、汗の減少、皮膚の弾力喪失、尿量減少、口渇などの症状が出ます。重度の脱水では、脳細胞が影響を受け錯乱を起こし、きわめて激しい脱水では昏睡を引き起こします。多量の発汗、嘔吐、下痢などが原因の脱水の際には、電解質も一緒に失われるため、血圧が下がり、立ちくらみ(起立性低血圧)や失神が起こります。ひどくなればショック状態となり、内臓器官に損傷を起こすこともあります。
摂りすぎると
体が正常に機能していれば、過剰摂取になることはまずありません。
主な食材は
野菜類や果物類には全般的に水分が多く含まれています。食品としては、こんにゃくや海藻類にも水分は多いです。特に果物は適度な糖質とビタミン、食物繊維なども含みますので、水分補給以外のメリットも期待できます。
上手な摂取方法
1日に必要な水分は、成人で約2~2.5リットルといわれますが、食事として入ってくる水分も含みますので、無理して飲む必要はないでしょう。理想的な水の飲み方は、こまめに少しずつ飲むことです。また、ビールで水分補給…は絶対にやめましょう。アルコールには利尿作用があり、体内の水分排出を促進させてしまうのです。さらに細胞内の水分を外へ出してしまう働きもあり、大変危険です。また、ショ糖を多く含む清涼飲料水やスポーツドリンクの飲みすぎにも注意が必要です。
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