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栄養素事典

ポリフェノール:セサミン

働き
セサミンは抗酸化作用によって肝臓の活性酸素を除去するのに大きな効果を発揮し、アルコールの分解を促進や二日酔いの予防、肝臓がんの予防に効果があることが報告されています。セサミンはビタミンEを保護する作用を持ち、ビタミンEと協力して活性酸素を取り除き、悪玉コレステロールの生成を防ぎ、高脂血症の予防、動脈硬化をはじめとした成人病予防に効果があると言われています。ファイトエストロゲンであるリグナン類には乳がんや大腸がんの予防にも効果があることが報告されています。
特徴
セサミンの「セサミ」とはゴマのことで、ゴマに含まれるリグナン類の中で最も多く含まれる成分です。リグナン類は、セサミンのほかにセサミノール・セサモリンなどが含まれ、C6-C3の骨格をもった化合物の総称で、植物の茎や根・種子などに広く含まれるポリフェノール性物質です。ゴマに含まれるリグナン類はゴマリグナンと呼ばれ、女性ホルモンに似た働きをするファイトエストロゲン(植物エストロゲン)の1つです。
不足すると
セサミンの過不足による害というのは特に報告されていません。
摂りすぎると
セサミンの過不足による害というのは特に報告されていません。たたし、ゴマで毎日摂取する際には、注意が必要です。ゴマの主成分は脂質とたんぱく質で、脂質が約50%含まれた高エネルギーの食品です。肥満気味の人が摂取する場合には過剰な摂取に注意しましょう。また、ゴマの外皮はかたい食物繊維で覆われていて消化が悪いので、下痢しやすい人の多食は禁物です。
主な食材は
セサミンの主な食品はゴマです。含有量はゴマの1%程度がゴマリグナンで、その半量ぐらいがセサミンです。具体的には、ゴマ大さじ1杯(9g)に含まれるセサミンの量は45ミりグラム程度です。1日に10ミリグラム程度摂取すると効果的といわれているので、普段の食事の中で無理なく摂取できます。
上手な摂取方法
ゴマはかたい外皮に覆われているので、すりゴマにしたり、ゴマ油で摂取することでセサミンを効果的に吸収することができます。セサミンはビタミンEと一緒に摂るとより抗酸化作用がアップします。ビタミンEはゴマにも多く含まれていますが、その他にかぼちゃやアーモンドなどの種子類・サケなどの魚介類に多く含まれていますので、一緒に摂ると活性酸素を除去する効果アップが期待できます。
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