低カロリーで栄養価の高い簡単レシピ


管理栄養士小島 美和子
有限会社クオリティライフサービス代表取締役管理栄養士 健康運動指導士 食コンディショニングプロデューサー
きのこ、鶏ささ身、豆腐など、身体にやさしい低カロリー食材を使った簡単和食は、夕食のおかずやお弁当に大活躍です。普段の食事にヘルシーな食材をとりいれることで、秋冬のパーティーシーズンに突入する前に、早めにカロリーコントロールしておきましょう。
マヨネーズの使い方のポイント
低脂肪、低カロリーの鶏ささ身を使っているので、マヨネーズと少量の油を使ってもこんなに低カロリーに抑えられます。
マヨネーズは高カロリーなので、たっぷり使うとそれだけでカロリーのとりすぎになります。カロリーカットタイプのマヨネーズを使うとさらに低カロリーになります。
常備食材でカルシウム補給
ひじきや大豆は保存出来る乾物や、すぐに使えるドライパックなど様々な形態で販売されているので常備しておくと便利です。
また、大豆、油揚げなどの大豆製品もカルシウムの供給源として欠かせない食品です。色々な食品を満遍なく食べてカルシウムを補給しましょう。
食べ過ぎ防止に。よく噛んで満足感アップ
れんこんなど不溶性食物繊維を含む食品は良くかんで食べるものが多く、早食いによる過食を防ぐことができます。
また、消化されないので胃での滞在時間が長く、満腹感も得やすいのが特徴です。
たんぱく質と野菜を一緒に
串ではなく、野菜を芯にした、かわいくて食べやすいつくね。
鶏むね肉は脂肪が少なく、低カロリーでアミノ酸バランスが優れた良質たんぱく質食品です。
体脂肪の燃焼を助ける大豆サポニンを豊富に含む豆腐との組み合わせは体脂肪が気になる方におすすめです。
きのこでかさ増しご飯レシピ
きのこは全般的にとても低カロリーで、脂質の代謝を促進するビタミンB2を豊富に含んでいます。血糖値の急激な上昇を抑え体脂肪の蓄積を防ぐ食物繊維も豊富でダイエットの味方です。
焼きしいたけのうま味が味の決め手!
ほうれん草と焼きしいたけのお浸し
ほうれん草にはビタミンAやC、また鉄などのミネラル類も豊富に含まれています。
低カロリーの食卓づくりでは、このように低カロリーで栄養価の高いおかずをプラスして品数を増やすことがポイントです。