女性のリズムを意識してダイエット!
管理栄養士小島 美和子
有限会社クオリティライフサービス代表取締役 食コンディショニングプロデューサー
日々のコンディションがホルモンバランスによって大きく左右される女性のからだは、生涯、女性ホルモンの影響を受けて変化します。1か月単位でからだの状態が異なる2つの周期があることを意識して、周期に合わせた食コンディションニングをしましょう。
太りやすくなる時期はリラックスしましょう
月経から15日前後はリラックスして遅い時間に注意!
この時期は代謝が落ちるので、太りやすくなる時期です。特に夜の時間帯の飲食には気をつけて。夕食は早めに済ます、飲み会などの予定はできるだけ入れないなど。イライラや不調を感じやすい時期でもあるので、ヨガやストレッチなどリラックスできるエクササイズがおすすめです。
代謝が上がる時期は消費エネルギーを増やしましょう
月経15日後から30日後はからだを動かして食事も楽しみましょう!
代謝が上がって消費エネルギーが増えるので、食事やおやつを楽しめる時期です。飲み会などはこの時期がおすすめ。
体脂肪も燃焼されやすいので、有酸素運動を行い、消費エネルギーを増やしましょう。ダイエット中でも栄養素の代謝がいい時期なので、食事を減らしすぎることはNGです。食事はきちんととり、いろいろな食品から多様な栄養素をとることで、お肌の調子などもよくなります。
女性ホルモンの影響を受けて、女性のからだに特に必要となるのが鉄分とカルシウム。レバーや乳製品ばかりでなく、赤身の魚やあさりなどの魚介類や大豆、緑の葉野菜や海藻などからもとれます。日々の食事でちょっと意識してとるようにするといいですね。
女性ならではのホルモンの影響から必要とされる栄養素「鉄分」「カルシウム」がたっぷりとれるレシピを紹介します。
鉄分、カルシウムたっぷりレシピ3選
まぐろの赤身は低脂肪の良質たんぱく質食品です。長いもには疲労回復に効果的なビタミンB1も豊富。低カロリーでスタミナアップにおすすめです。
長いものシャリシャリ感を味わって!
かぶの葉にはビタミンAやC、カルシウムが豊富に含まれます。カルシウムが豊富なちりめんじゃこと、ビタミンAの吸収率を上げるごま油のドレッシングをかけることで、かぶの栄養価がアップします。
カリカリちりめんじゃこが味のアクセントに!
カルシウムを含む食品の代表である、青菜からほうれん草、大豆製品から豆腐、乾物からごま、乳製品からスキムミルクと様々な食品を組合せた一品です。椎茸などのきのこ類には、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれています。
すりごまにスキムミルクがプラスされ、味にコクがでます。
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