管理栄養士おすすめの具だくさんスープレシピ


管理栄養士小島 美和子
有限会社クオリティライフサービス代表取締役管理栄養士 健康運動指導士 食コンディショニングプロデューサー
寒い日もまだ多い季節、朝食や夜食にもぴったりのあったかスープレシピです。歯ごたえのある根菜や具沢山のスープは1品で満足できるので、ダイエット中もおすすめです。
もち入り・とろみ付きの満足スープ
片栗粉でとろみをつけた汁は冷めにくく、身体も温まります。
もちの主成分はご飯と同じ炭水化物で、脳や身体を動かすエネルギー源になります。
しめじには、炭水化物やたんぱく質をエネルギーに変えるビタミンB群が豊富に含まれています。良質たんぱく質食品の豆腐も入った栄養バランスのよいメニューです。
野菜料理をもう1品添えてビタミン類も補給しましょう。
レンジで簡単もちもち団子のバランススープ
豆乳からたんぱく質、野菜からはビタミン類を豊富にとることができるので、1品でも栄養バランスが整いやすくなります。
れんこん団子は、直接スープに入れると形が残らなくなるので電子レンジで加熱してから加えます。豆乳は激しく沸騰させると分離するので、温まったら火を止めましょう。
れんこんからは食物繊維もたっぷりとることができます。
食物繊維たっぷり補給スープ
れんこんは、野菜にはあまり含まれないビタミンB12が含まれていて、貧血対策にもおすすめです。そして、にんじん・ごぼう・金時豆と共に食物繊維が豊富ですので、お腹にもやさしいです。
野菜は少ないだし汁で蒸し煮にし、素材のうま味を最大限に引き出してから残りのだし汁を加えて仕上げましょう。
火加減や鍋の大きさによって、水分の飛び方が違うので、西京みそ(白みそ)と塩の量はお好みで調節してください。
しじみのうま味と栄養をまるごと摂取
しじみには、タウリンやベタインなど疲労回復や肝機能強化に効く栄養素が豊富に含まれています。汁に栄養分が溶け出しているので、汁ごといただくことによって栄養素を丸ごととることができます。
ゆでたはと麦は、3~4日位は冷蔵庫で保存できるので、まとめてゆでてスープやサラダなどに使うようにすると良いでしょう。