中華料理の簡単ダイエットレシピ


管理栄養士小島 美和子
有限会社クオリティライフサービス代表取締役管理栄養士 健康運動指導士 食コンディショニングプロデューサー
油の量が気になる中華料理もひと工夫でカロリーコントロールが可能です。
揚げる代わりに炒めたり、あらかじめ電子レンジで加熱しておくことで、炒める油の量を減らすこともできます。また、食べ過ぎを防ぐ働きがある不溶性食物繊維を含む野菜や、脂の少ないむね肉や赤身肉を多く取り入れるのも効果的です。
ひき肉でカロリー調整!
ひき肉の分量を少なく、赤身を使ったカロリー控えめ麻婆豆腐です。良質の植物性たんぱく質食品である豆腐は、カルシウムも豊富です。
この1品でカルシウムが1日の摂取目標量の約1/3以上をとることができます。
たっぷり野菜で食べ過ぎ予防
鶏むね肉が主菜になる、低脂肪・低カロリーのメニューです。
たっぷり加えた野菜やきのこからは、日頃の食生活で不足しがちな食物繊維がしっかり摂取できます。これらに多い不溶性食物繊維は食べ過ぎを防ぐ働きもあり、低脂肪のむね肉と合わせることで、ダイエット中の方にもおすすめのメニューです。
レンジで蒸し料理!濃厚だれで満足度アップ
なすは90%以上が水分で、高血圧の原因となるナトリウムの排泄を促すカリウムを豊富に含んでいます。
カリウムは水に溶け出す成分なので、レンジ加熱することで無駄なく摂ることができます。
簡単&ヘルシー!揚げない酢豚
玉ねぎに含まれるアリシンは、ビタミンB1と結合すると吸収率の高いアリチアミンとなり、ビタミンB1の疲労回復効果をアップさせます。ビタミンB1の豊富な豚肉との組み合わせがベストです。
電子レンジで油を減らして簡単調理
炒め油を減らし、肉も赤身にすることで、通常のレシピに比べ20%のカロリーダウン!
赤身肉は脂身が少なく、たんぱく質がたっぷりとれるので、運動して筋肉を増やしたい人などにおすすめのボリュームレシピです。