むくみの原因とは？解消に役立つ食事4選！
管理栄養士小島 美和子
有限会社クオリティライフサービス代表取締役管理栄養士 健康運動指導士 食コンディショニングプロデューサー
むくみは簡単に言うと、何らかの原因でからだに水分が余分にたまった状態です。
体液の濃度を保つために、塩分のとりすぎやアルコールのとりすぎなどで起こりやすく、また女性は、月経前に特に体がむくみやすくなります。それはホルモンの働きでからだに水分をため込みやすくなるためと言われています。
一時的なむくみの場合は、塩分やアルコール量を控え、筋肉を動かして血流が良くなるように、歩いたりストレッチしたりするとよいでしょう。
管理栄養士がおすすめする、むくみの解消に役立つ食事を4つご紹介します。
温かいスープで血流アップ
暑いからと冷たいものばかりを食べていると、からだの内側から冷えてしまい、血流の低下の原因に。体温よりも温かいスープを飲むと、からだが温まり、代謝機能が活発になって、全身のめぐりがよくなるので、からだがむくみにくくなります。
旬食材からカリウムをおいしくとりいれる
いちじくは食物繊維やミネラルを豊富に含む食材です。中でもカリウムは、からだのナトリウムを体外へ排泄するはたらきがあり、体内の水分調節に役立つので、むくみの予防に効果的です。新鮮ないちじくを見つけたらぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
カリウムはさっと調理して無駄なくとる
カリウムは塩分の排泄を促すため、むくみの予防に効果的です。ただし、水に溶けやすいため、調理加工によって摂取量が減ってしまいます。生で食べられる食材はそのまま食べると、カリウムを無駄なくとることができますよ。
カリウム豊富なお魚をメイン料理にとり入れて
魚類にもカリウムは豊富に含まれています。ただし、煮込んだり照り焼きにしたりすると塩分が多くなりむくみの原因に。一方で竜田揚げやフライは塩分を控えた調理ができます。ごはんなどの主食を添えていただきましょう。おかずだけに偏ると結果的に塩分が多くなるので注意して。
