さっぱり簡単♪梅レシピ、しそレシピ

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じめじめシーズンもさっぱり食べやすい、梅としその簡単レシピ。疲労回復にもぴったり!

青梅としそで自家製ドリンク

梅の特徴である酸味の成分は、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、ピクリン酸です。
最も多く含まれるクエン酸は、体内でのエネルギー代謝を活発にし、疲労物質の分解を促進するので、疲労回復に役立ちます。
その他、カリウム、カルシウム、リン、鉄などのミネラル類や、カロテン、ビタミンB1、B2、C、Eなどのビタミン類も含まれています。

梅ジュース

梅ジュース

疲労回復に効果的な梅。炭酸水には血行を促進し、便秘解消・ストレスを解消、疲労回復効果が期待できるので、リフレッシュにピッタリのドリンクです。

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梅シロップ

梅シロップ

梅の酸味成分クエン酸は胃腸の働きを活発にし、食欲をアップさせてくれます。疲労回復・老化防止・健胃・整腸作用・二日酔いにも効果が期待できます。

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赤じそジュース

赤じそジュース

赤しそには、ビタミンA、カリウム、カルシウム、鉄分が豊富に含まれています。また、最近注目されているポリフェノールの一種のロズマリン酸には、アレルギー抑制効果があるとされています。

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梅干しで簡単レシピ

梅干しに含まれるクエン酸には、栄養素からエネルギーを作り出すという重要な働きがあります。疲れやだるさを感じたときにクエン酸をとると、代謝が促進され、疲労の回復がスムーズになります。
汗をかくと、塩分やミネラルも一緒に体外に排出されますが、梅干しには、塩分、ミネラルはもちろん、クエン酸も豊富なので、熱中症対策にも有効です。
クエン酸は豚肉との相性が良く、一緒に食べることで疲労回復効果がアップします。

簡単豚肉の梅肉炒め

簡単豚肉の梅肉炒め

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じゃがいもの梅マヨ

じゃがいもの梅マヨ

じゃがいもに含まれるビタミンCはでんぷんに包まれているので、加熱しても壊れにくいのが特徴です。また、「カリウムの王様」ともいわれるほどカリウムが豊富なので、高血圧や腎臓機能の改善にも役立ちます。

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梅干しとわかめのスープ

梅干しとわかめのスープ

梅干しのクエン酸は疲労回復に、酸味は食欲増進に。わかめのアルギン酸は便通改善に、フコイダンは免疫力向上に。鶏ささ身はアミノ酸バランスに優れ、粘膜や消化器系を保護。全ての材料がそれぞれに身体によい働きをしてくれます。

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しそで簡単レシピ

しその栄養成分では、体内でビタミンAに変わるβ-カロテンが野菜の中でもトップクラス。β-カロテンには、活性酸素の生成を防ぐ抗酸化作用があるので、魚のフライや天ぷらに、青じそを巻いてから揚げると、臭みもとれ、ビタミンAの吸収率も高まります。
また、しそには鉄分も多い上、鉄の吸収を助けるビタミンCも多く含むことから、貧血予防に有効な食材です。
香の成分ぺリアルデヒドは、防腐・殺菌作用の他、神経のイライラを抑えるなど精神安定にも力を発揮します。ビタミンCを多く含む野菜と一緒に食べると相乗効果が期待できます。
青じその抗菌作用は細かく切るほど高まります。青じその香り成分ペリルアルデヒドと梅干しのクエン酸が、胃腸の働きを高め、食欲を増進し、夏バテ防止にも効果的です。

きゅうりと青じその浅漬け

きゅうりと青じその浅漬け

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簡単豚肉の青じそ巻き

簡単豚肉の青じそ巻き

青じそなどの薬味野菜には、ストレスを緩和したり、消化液を分泌する働きなどがあり、食欲アップにお勧めです。体力をつけて、食欲をおこさせるビタミンB1の豊富な豚肉と合わせました。

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フレッシュトマトの冷製パスタ

フレッシュトマトの冷製パスタ

鶏肉に含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫にして目の疲れを癒し、ナイアシンは冷え性の改善に働きます。また、トマトに含まれるビタミンC、E、β-カロテンの相乗効果で活性酸素を除去し、血液の状態を健やかに保つ働きをします。

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管理栄養士村山幸子

大阪府立公衆衛生専門学校、栄養科卒業後、産業給食会社勤務。 現在特別養護老人ホームの管理栄養士として在職中。 「食べる」ことの大切さと役割を日々感じながら仕事に取り組む。

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