さっぱりヘルシーこんにゃくレシピ
こんにゃくはカロリーが低く、糖質や脂質はほとんど含まれていません。食物繊維のグルコマンナンや吸収されやすいカルシウムが豊富な他、お肌のうるおいに役立つセラミドも含まれています。食物繊維は、腸内のコレステロールや脂肪分等を絡め捕り、体外に排出できるので、中性脂肪やコレステロール値の低減に効果が期待できます。
ご飯も麺もカロリーダウン!こんにゃくレシピ
こんにゃくいもには皮膚の保水をする働きのあるセラミドが含まれています。セラミドにはアレルギー物質の侵入を防ぐ役割もあります。肌のうるおいを保ち、美肌効果が期待できます。
しらたきを加えることで、そうめんだけのときよりもカロリーがカットされ、食物繊維が豊富になります。ダイエット中の人はもちろん、コレステロールが気になる人や、血糖値が気になる人にもおすすめです。
こんにゃくが主役のヘルシーレシピ
食物繊維のグルコマンナンには一緒に食べたものを胃内包み込み、消化吸収させない性質があります。糖分や塩分、脂肪などが小腸で吸収される量を減らすので、糖尿病や高脂血症予防の効果があります。
こんにゃくやしめじなど低カロリーの食材を使った、ダイエット中の方にお勧めのメニューです。こんにゃくやしめじは食物繊維を豊富に含み、余分なコレステロールの吸収を抑え、食べ過ぎの防止に役立ちます。
えびと糸こんにゃくのごま和え
こんにゃくは100gあたり5kcalと低カロリーなので、ダイエット食品として様々な形で利用されています。コンニャクマンナンは、水分と一緒になるとふくらんで量が増え、満腹感を得やすい性質があります。便秘しやすい方にもお勧めです。
こんにゃくで低カロリー肉料理!
グルコマンナンは繊維質が主成分であり、消化吸収されにくい多糖類なので、胃を通過して腸の老廃物を排出してくれます。また、細菌の繁殖を防ぐ効果もあり、便秘の解消に役立ちます。グルコマンナンは水を含むと粘り気が強いゲル状の物質へと変化するため、水分と一緒にこんにゃくを食べた時には満腹感が強くなりやすくダイエットに適しています。
低カロリーのこんにゃくに含まれるグルコマンナンは、整腸作用やコレステロールを抑える働きがあります。過剰摂取になりやすい肉類と合わせて調理すると、カロリーや脂質を抑えられます。
こんにゃくで簡単炒め物レシピ
カルシウムを含む食品の代表格といえば、牛乳・乳製品や小魚を思い浮かべますが、実はこんにゃくもカルシウムの含有量が多いのです。こんにゃくのカルシウムは酸に溶けやすいため体内吸収がしやすいのが特徴です。
低カロリーで噛みごえがある食材には、こんにゃくやいんげんのほか、きのこ類、根菜などがあります。低カロリーのおつまみを作る時の優秀な食材なので、これらを使ったおつまみのバリエーションを増やしていきましょう。
管理栄養士村山 幸子
大阪府立公衆衛生専門学校、栄養科卒業後、産業給食会社勤務。 現在特別養護老人ホームの管理栄養士として在職中。「食べる」ことの大切さと役割を日々感じながら仕事に取り組む。